ベトナムでビジネスするなら知っておくべき貿易知識

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これからベトナムでビジネスをはじめるのであれば、、貿易の基礎的な情報を知っておく必要があります。例えば、ベトナムの取引先候補へサンプルを発送するとします。その時に、輸入規制を知らずにサンプルを発送してしまうと、先方へ届かないということもあります。今回は、貿易の基本的なポイントについてまとめました。

今回は、これからベトナムで販路開拓をはじめたい担当者がおさえておくべき基本をまとめました。

ベトナムでビジネスするなら知っておくべき貿易の知識

ベトナムの輸入規制

【輸入禁止品目】
・武器関連(弾薬/武器/軍事技術設備など)
・中古消費財(家電製品/医療器具/衣服/車など)
・有毒化学品
なお、中古機械・装置の輸入については、その運用は曖昧です。しかしながら、新品の製品と比較して80%以上の性能を保持しているという条件があります。現地の輸入者である販売店がこのあたりの経験値がしっかりあることを確認しましょう。

【輸入許可必要品目】
・文化製品(書籍やCD/DVD)、化粧品、パソコン、携帯電話など
・一般消費財、医薬品など

特に気を付けたいのが、化粧品と一般消費財です。
日本の化粧品はベトナムでとても人気があります。
しかし、国際宅急便でサンプルなどを発送すれば、税関で止まる可能性があります。
サンプルを発送する際には、輸入者である販売店からベトナム側の税関へ必ず事前確認しておきましょう。
一般消費財も同様です。

【一時輸入制度】
1. 展示会:ベトナム国内で行われる展示会(および見本市)に出展する貨物については、ベトナム国内で消費・販売を行わないことを条件に、輸入時の関税、物品税、VATが免税扱い。
輸出入手続きは通常の商業貨物と同じ。
2. サンプル品:ベトナム組織に1アイテムあたり3,000万ドン(約1,515US$)まで免税扱い。

注意したい中古機械・設備の輸入に関する具体的な条件
(新品の80%以上の品質であること)

【使用期間 3年以内】
農業生産用、郵便事業用
アルコール・ノンアルコール飲料用

【使用期間 7年以内】
地質、鉱物分野
造船、同修理用
海上での石油・ガスコンビナート建設用
交通インフラ建設用
印刷産業用

【使用期間 10年以内】
沖合漁船用船舶エンジン
印刷産業用中綴じ製本用

【使用期間 15年以内】
オフセット・グラビア・フレキソ印刷用

*上記以外の場合、5年以内
(通達20/2014/TT−BKHCN号)
【2015/1/6現在改訂予定(科学技術省)で施行延期中】

ベトナム知的財産権

【商標】
出願日から10年間の保護。無限に更新できる。
ただし法的保護は登録日からのみに開始される。

【特許】
特許は出願日から20年間。存続期間の延長は理由
の如何にかかわらず認められない。審査請求期限
は出願公開日から42か月以内。実用新案は36か月
以内。
参考文献:INPIT特許研究No.47
http://www.inpit.go.jp/content/100030616.pdf

 

ベトナムの輸入関税、付加価値税

【4種類の異なる税率】
・標準関税率・優遇関税率・特別優遇関税率・その他
この他、付加価値税(VAT)=(CIF + Duty) x 基本10%
【輸入関税引下げ対象】
☆電子部品および付属品
HSコード7011、8504、8518、8522、8529、8532、8533、8540
☆その他部分品および付属品
HSコード2009、3304、3307、3922、8517、8708

【輸入関税引上げ対象】
★自動車および自動車部品
HSコード8702、8703
乗客輸送用の新車の税率:70%→83%
車両部品:3~5%に引き上げ

税関総局の以下のリンクから、最新の税務政策や税に関する事務手続きを入手することができます。
http://www.customs.gov.vn/English/Lists/SupportOnline/SubmitNewRequest.aspx

HSコードとは?

HSコードとは、「輸出入統計品目番号」、「関税番号」、「税番」のこと。税関で輸入申告書に記載します。関税額は、関税率に基づいて計算されます。どの品目番号に該当するか、が輸入通関の時点でよく問題になりますので、いつでもカタログや契約書、注文書などを用意し、いつでも提出できるようにしておきましょう。
www.customs.go.jp/yokohama/toukei/boueki/data/2010-2.pdf

最後に

ここでまとめた情報はあくまでも基礎的な情報です。また、規制は毎年変わっていきます。必ず事前にご自分で確認するようにしてください。
あくまで私の経験ですが、サンプルを発送する際には、必ず現地の販売店に確認をとることが重要です。規制はありますが、境界線があいまいなとことがあります。必ず事前に現地の輸入者へ確認をし、輸入規制に該当しなかどうか、現地側からも確認してもらうようにしましょう。このあたりがスムーズにできないパートナーを持つと苦労することになります。

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