海外事業部のための動画活用術⑦ 販売店教育を動画で

投稿日:

最終更新日:

海外販路の開拓

シリーズでお伝えしております「海外事業部のための動画活用術」今日は7つ目をお届けします。
7つ目は「販売店教育を動画でしていこう」ということについてお話したいと思います。


販売店教育は、私も経験がありますけれども、例えば新しい販売店と契約をして、そこから「セールストレーニングをしましょう」あるいは「技術系のトレーニングをしましょう」となって実際にどれくらい時間を使うかというと丸1日話し続けるのです。
かなりエネルギーを使います。

実際にこの販売店教育というのが、1回で終わってしまうとなかなか定着しないのです。
1回お話したことをまた同じ質問を受けて、またそれに対応してということを3回も4回も繰り返して、5、6回繰り返すと「分かってもらえたかな」というような経験を過去にたくさんしてきました。
例えば私が当時ヨーロッパだけで25社も販売店があったのです。

その25社の販売店に毎回毎回同じ説明をするのはすごく大変なのです。
そこで我々が考えたのが、製品のデモンストレーションの方法を具体的に説明したビデオを撮影したりですとか、あるいは製品の使い方をビデオで解説したりですとか、そういったものを作って対応していました。
実際動画を撮影することによって、かなり無駄が省けるようになります。

とにかく同じ繰り返しをするというのは、非常に時間とコストがかかりますので、トレーニングをする前に事前にビデオ見ておいてもらう。
見ておいてもらったうえで現地へ訪問して、どちらかというと「見ていただいた」という前提でいろいろな質問を受けて、それにお答えするという場にしていくということです。
それからトレーニングが終わった後も「気になることがあったら、動画を見ていただいて、それで分からないことを質問してください」というような形にしておくだけで、かなり無駄な時間を省くことができます。

これは例えば1つ質問がきたことに対してメールで対応する、英語で対応するというようなことが、1日1回や2回あると、すぐに30分や1時間時間を取られてしまうのです。
特に複雑なことになってくると時間を取られてしまいがちですので、こういった教育ビデオをしっかり作っていくことです。

しかも1回作ったら終わりにしないで、例えば「よくある質問」みたいなものが増えてきたら、それをまたまとめたものをQ&A方式で動画を録画します。
それをまたトレーニングマニュアル、動画マニュアルに加えていただく、そういったことを繰り返し、繰り返ししていくことによって無駄がなくなります。

私の経験で、さらになかなかストレスがたまったことがあるのですけれども、国によっては転職が頻繁に行われているのです。
担当者が2回も3回も変わったということがあったのですけれども、動画マニュアルがないと、変わってしまうたびにトレーニングをし直さないといけない、というようなことが起きてしまいます。
それから、関連してセールスをしていた人も出たり入ったりしますので、とにかく販売店については動画を作って「その動画を見ていただくだけで7割8割くらいは理解してもらえるかな」というようなものをしっかりと作っておくと、かなり楽になります。

ぜひ販売店教育ビデオを作るということを強くお勧めいたします。

執筆者プロフィール

kaigaimarketing

中小企業の海外販路開拓の専門家。『日本の技術を支える中小企業に海外で活躍してほしい』を理念に海外に進出したい中小企業のサポートに力を入れている。これまでに東南アジア、ヨーロッパ、中東など47ヶ国で販路開拓の実績がある。全く海外販売実績のない企業も対象とし、状況や要望に合わせた施策を提案できる。企画から、販売店探し・交渉・販売店立ち上げ、そして、海外事業部を設立するまでをトータルにサポートしている。

▼記事がお役に立ちましたら、ぜひシェアをお願い致します!▼

▼『海外事業部のための動画活用術⑦ 販売店教育を動画で』の前後の投稿はこちら▼