海外で通訳をつかうときに気をつけるべきこと

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海外販路の開拓

以前、あるベトナム人経営者からこんな話を聞きました。日系企業専属のベトナム人通訳が、キックバックを受け取っていたそうです。そのベトナム人は、日系企業を専門に製造委託先の企業の通訳をしていました。日本人がベトナム語を理解できないことを良いことに、その通訳は相手と交渉し、顧客である日系企業の内部情報を漏らし、契約が上手くいくと委託先から報酬を受け取っていたそうです。

もうひとつエピソードがあります。私の知人のベトナム人経営者が日本企業と取引をしていたのですが、相手先が雇っている通訳に不満を持っていました。不満の理由は、通訳者がベトナム語でまともなビジネス会話ができなかったことでした。

彼のキャリアを聞くと、日本の大学を卒業後、日本企業に入社とのことでした。つまり、ベトナムでの社会人経験はゼロ。しかも地方出身で訛りが強く、知人は「何で日本の一流企業がこんな人物を通訳として雇っているんだ?」と、不思議がっていました。

通訳は必ずプロを使うこと

上記のような問題を解決する方法は簡単です。多少高くても重要な商談や打ち合わせには、通訳専門会社と契約することです。通訳を介する商談は、どうしても通訳者のイメージが影響します。ですから、重要な商談では、コストをケチらず、質の高い通訳を採用しましょう。

海外で通訳を使うときに絶対にやってはならいこと

当たり前ですが、取引先相手が用意した通訳を使ってはいけません。用意してきたら、こちらの情報を取りにきている可能性があると思ってください。また、交渉の作戦会議の場には、通訳を同席させないようにしましょう。移動中の食事や休憩の場で通訳がいるにも関わらず、重要な話をしてしまう人がいますが、これもダメです。

私の経験をお話しすると、相手が用意したドライバーも注意が必要です。以前、モスクワの取引先が空港まで迎えに来てくれました。先方からは、「ドライバーは英語が話せないが、御社の名前が書いてあるボードを持って待っている。信頼できる人物だから安心してくれ」と、言われていました。私は合弁取引先のアメリカ人と一緒に車に乗り込みました。途中、渋滞に巻き込まれ、ドライバーにホテルまでどれくらい時間がかかるのか話しかけてみたところ、やはり英語が通じませんでした。私は時間をムダにしたくなかったので、同乗のアメリカ人と到着後の作戦会議をしながら過ごしました。

しかし、これがうかつでした。翌日の展示会で、オランダの別のメーカーとこのドライバーが流暢な英語で会話をしていたのです。幸い、このモスクワの販売会社との取引は上手くいきましたが、海外の企業はこのような仕掛けをしてくることがあります。日本と同じ感覚でいると、情報漏洩の危険があるという心構えをしておきましょう。

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執筆者プロフィール

kaigaimarketing

中小企業の海外販路開拓の専門家。『日本の技術を支える中小企業に海外で活躍してほしい』を理念に海外に進出したい中小企業のサポートに力を入れている。これまでに東南アジア、ヨーロッパ、中東など47ヶ国で販路開拓の実績がある。全く海外販売実績のない企業も対象とし、状況や要望に合わせた施策を提案できる。企画から、販売店探し・交渉・販売店立ち上げ、そして、海外事業部を設立するまでをトータルにサポートしている。

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