以前、あるベトナム人経営者からこんな話を聞きました。日系企業専属のベトナム人通訳が、キックバックを受け取っていたそうです。そのベトナム人は、日系企業を専門に製造委託先の企業の通訳をしていました。日本人がベトナム語を理解できないことを良いことに、その通訳は相手と交渉し、顧客である日系企業の内部情報を漏らし、契約が上手くいくと委託先から報酬を受け取っていたそうです。
販路開拓が海外進出で最も重要である理由 の記事一覧
海外進出するための準備には様々なことがあります。
現地の市場調査(F/S)や、法律や規制の確認、関税、商習慣、人材確保 etc…
その中で最も重要なのが販路開拓です。
その理由については以下のチャートを見てほしい。
中小企業庁の調査によると、海外進出した中小企業の撤退理由のトップが販路開拓ができないことになっています。つまり、中小企業が海外展開でつまづく原因の1/3は販路開拓なのです。
逆の見方をすれば、しっかり売れる販路さえ確保できていれば成功できるということです。
ですから、これから海外展開をしたい企業にとって、はじめに取り組むべきなのが販路開拓なのです。
東南アジアに進出する中小企業が陥ってしまいがちな失敗と対策
東南アジアの国々と取引する際、海外取引に慣れていない中小企業がやってしまいがちな間違いがあります。それは、日本の商社と取引をしてきた感覚で海外の販売店と取引をしてしまうことです。今回は、なぜ取引がスムーズにいかないのか、その原因と対策について解説します。
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成長するベトナムで事業を成功させるには?
2018年7 月の最終週のベトナム出張のレポートをまとめました。
この内容は会員向けのニュースレターで配信したものです。
今回は、ハノイ、ダナン、ホーチミンと、南下しつつベトナムの主要3 都市を回ってきました。
ベトナムへの渡航は30回近くあると思ますが、ダナンは初の訪問です。
中小企業がはじめての海外視察で心掛けるべきこと
海外展開を始めるために、私がおすすめする方法は、まずは自分が販路開拓をしてみたい国へ行ってみることです。
いくらJETRO で情報収集したり、セミナーへ行ったりしても、臨場感は伝わってきません。
現地へ行き、自分の目で見た情報の方が、第三者の話よりよっぽど役に立ちます。
東南アジアの販売店との取引が上手くいない3 つの原因
東南アジアの国々と取引する際、ありがちなのが、日本の商社と取引をしてきた感覚で海外の販売店と取引をしてしまうことです。
今回は、うまくいなかい典型的な3つの原因について解説いたします。
海外企業との販売店契約で起こりやすい貿易取引のトラブルを避けるための3つのポイント 後編
海外企業と交渉する前に相談することで先手をとる
深野:3回にわたるシリーズもいよいよ最後です。島津さん、長い時間お付き合いいただきありがとうございます。
島津:いえ、最後までよろしくお願いします。
深野:最後の質問は、
海外企業との販売店契約で起こりやすい貿易取引のトラブルを避けるための3つのポイント 中編
深野:シリーズでお届けしております、島津弁護士に解説していただいている、「販売店契約で起こりやすいトラブルを避けるための3 つのポイント」です。
海外企業との販売店契約で起こりやすい貿易取引のトラブルを避けるための3つのポイント 前編
海外の販売店との契約について島津弁護士にインタビューをしました。
深野:今日は横浜市にある、R & G 横浜法律事務所にお伺いしております。
こちらの法律事務所に所属する、島津弁護士に、販売店契約で起こりやすいトラブルと避けるための3 つのポイントについて、ご解説いただきます。
【売れる販売店をみつける方法⑤】自社で定期的にセミナーを開催しているか?
シリーズでお伝えしております「売れる販売店をみつける方法」、今日は5つ目、今日が最終回になります。
最終回は自社で定期的にセミナーを開催しているのかどうか確認しましょうということです。
【売れる販売店をみつける方法④】経営者は商品をあつかうことに高い関心を持っているか?
シリーズでお伝えしております「売れる販売店をみつける方法」、今回は4つ目についてお話したいと思います。