海外販売店(Distributor)向けの価格表のつくり方

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中小企業が効率的に海外での販路を拡大し、商品のマーケティング活動や販売活動を行うために必ず必要となってくるのが現地での販売パートナーの存在です。日本では、販売パートナーである「販売店」と「代理店」とを混同して使うケースが多く、「販売代理店」という言葉も多用されていますが、実は海外取引においては「販売店(Distributor)」と「代理店(Agent)」との間には大きな違いがあります。営業活動を開始するにあたり売買契約を締結する際に、現地の販売パートナーが販売店(Distributor)なのか、代理店(Agent)なのかによって提示する条件や価格表に記載する内容も異なりますので、まずは販売店と代理店の違いを理解しましょう。

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海外向けの請求書の作成でおさえておきたい21のポイント

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海外取引先との度重なる交渉の末、提示した最終見積書で折り合いがついたら、いよいよ本格的な取引スタートです。まずは売り主(輸出者)が請求書を発行し、信用状の開設またはデポジット(頭金)の手配を買い主(輸入者)に早急に依頼します。一般的には、Invoice(インボイス)=「請求書」や「請求明細書」と解釈されることが多いのですが、貿易実務においては、このInvoiceには大きく分けて2種類あるのです。

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海外向けの見積書を作るためにおさえておくべき16のポイント

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輸出ビジネスをスムーズに進めるためには、まず早い段階できちんと取引の条件提示をすることが必要となります。海外取引では、売り主と買い主の立場は同等と考えられていますが、基本的には商品が供給されて初めて買い主が利益を得ることができるため、実は売り主の方がちょっと強気な場合が多いのです。
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海外販売店向けのプレゼンテーションをつくる7つのポイント

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中小企業が海外に展開するときの必要なのが販売店です。しかしながら、多くの中小企業はここで失敗をしています。それは、会社案内と自分たちの商品の特徴だけを伝えてしまうことです。また、エンドユーザーにしているようなプレゼンテーションをするのはダメです。私たちが準備すべきなのは、販売店がぜひ扱わせてほしいと思わせるようなプレゼンテーションです。では、そのポイントについて解説してきます。

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輸出手続き&フォワーダーの選び方

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売買契約書を締結して、L/C開設の通知を受け(または、T/T送金にてデポジット入金確認後)、いよいよ貨物出荷の準備です。
取引条件がEx-Works(工場渡し条件)の場合は、工場で貨物を引渡してからの全てのリスクやコストは輸入者側に移転するため、基本的には工場から先の輸送手配は輸入者が行うことになります。ただ、実際の貿易実務では取引条件がEx-Worksであっても輸入者の依頼により輸出者が代行して日本国内の輸送・通関を手配することが多くあります(勿論、費用は輸入者負担です)。貿易ビジネス・ビギナーにとって、いきなり船会社に直接連絡して船腹の予約、保険の手配、複雑な輸出通関等を自力で行うのはまず不可能です。また、大手商社とて自社で通関業務を行うところなど殆どありません。では、誰がその一連の業務を請負うのか…そこで協力してくれるのが、フォワーダーもしくは乙仲(「おつなか」と読みます)と呼ばれる国際輸送業務を一貫して引き受けてくれる業者さんです。

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輸出ビジネスで失敗しないための貿易実務-いよいよ売買契約締結編

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代金決済方法も理解できたところで、いよいよ海外取引のハイライト「売買契約書の締結」についてお話したいと思います。
商談が成立したら、最後は契約書の締結です。単発の取引であれば、さほど細かい条項を設けた契約書は必要ありませんが、どうせなら末永く取引を継続できるパートナーを見つけたいものです。良いパートナーシップを築くには、お互いの役割分担や義務、責任の範囲等、細かい取決めを明確に事前に協議することが必要です。

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輸出ビジネスで失敗しないための実務-代金決済編

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輸出価格に加味すべき費用や価格設定の考え方、取引通貨についてイメージができてきたところで、次に代金の回収をどうするかを考えてみましょう。貿易の性質上、異なる国と国の間における商品の売買取引となり、売り手と買い手とが遠く離れているため、売買の成立や商品の引渡し、代金決済の時期がズレて行われます。特に代金が後払いの場合、売り手(輸出者)には商品を出荷したが代金を回収できない不安が残ります。

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インコタームズの種類とは?輸出ビジネスで失敗しないための実務-実践編

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海外取引を始めるに辺り、まずインコタームズをしっかりと理解しましょう。国により貿易取引条件の解釈が異なることで発生するトラブルを回避するために制定された、世界共通の貿易取引条件とその解釈に関する国際規則インコタームズです。売主と買主間の物品の引渡しに関するリスク移転の分岐点、役割や費用(輸送の手配と運賃の支払い、保険の手配と保険料の支払い等)の負担区分など、それぞれの条件の下で売主と買主が負うべき義務がまとめられています。

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